2013年2月27日水曜日

フェアトレードをご存知ですか?


ドイツに本拠を置くフェアトレードは、発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、生産者(労働者)が適正な利益を得ることで持続的な生活向上を支える仕組みです。生産者にはフェアトレード基準で定められた価格に加え、「プレミアム(奨励金)」が支給されます。これら資金をもとに、生産者は自分たちの生活向上、教育や社会基盤の整備などのプロジェクトを立案し実行していくのです。そしてフェアトレードの設定した基準(ILO条約・・国際労働条約の遵守、環境配慮、生産者の不利益にならない取引等)を守った製品にロゴのラベルを貼付されます。(フェアトレード・ラベル運動)


という商品があることを、私は全く知りませんでした!


先日の東京ビッグサイトでの「マーケットトレードショー」で、このフェアトレード・ラベル運動の日本におけるパイオニア「わかちあいプロジェクト」さんが出展されていました。
そこで代表の松木 傑さんにお会いしました。

いろいろなお話しを伺いたくて、先日墨田区のオフィスにお邪魔しました。
そしてぜひ当店のホームページのバナーにリンクを貼らせていただくことと、当店運営の地域情報サイト「ヨイトコ」のご参加をお願いしたのです。


中央の方が松木さん そしてスタッフの方々です! 

松木さんはこの活動が広まるならと快諾して下さいました。
そして、当店にフェアトレード商品の一部を店頭に置かせていただくことになりました!
後日きちんとコーナーを設けますので、ご来店の際はこの活動をご理解下さり、ぜひお買い求めください!


私たちはこのフェアトレード商品の作ることはできませんが、この業界として応援することは大いに出来ると思います!
このフェアトレード製品を手にした時の楽しい気持ちを、遠くにいらっしゃる生産者の方と共有できたらいいなと思います!


2013年2月23日土曜日

先週お邪魔した東京ビッグサイトでのお話し


先週、東京ビックサイトで行われた「スーパーマーケットトレードショー」には、たくさんの食品メーカーが出展されていました!


未発表商品等のサンプルをお腹いっぱい食させていただきましたが、決してそれが目的ではありません!(^^;

当店のお客様とこれからお客様になるであろう皆さまに、杉並周辺や番外として地方の頑張っていらっしゃるお店や会社を紹介するサイト「杉並ヨイトコ巡り」の取材でお邪魔しました。

今回facebookのお友達で、長野の上田で放し飼いにして自家飼料を与えた鶏の卵を出品された「のどか牧場」の内田良一さんのご紹介でお邪魔することができました。(^^)感謝!        

     
     この方が内田さんです!
フードアクションニッポン2012アワードで、入賞されました!


さて話は戻りますが、食品関係の皆様の努力と工夫には本当に頭が下がります。

例えば、海苔のアオサに含まれている成分に着目したのど飴を発案された海苔業者さんや、佃煮等に加工される稚魚のコオナゴに対して、売り物にならない成魚のオオナゴを蒲焼き等に加工して商品化された海産物業者さん。

キティちゃんの梅干しも出展されてました!
ビックリ~!

こんにゃくを調理方法や食感に合わせて様々な形に加工したり、マヨネーズにこんにゃくを混ぜることで調理パンを焼く時の熱で垂れたり形が崩れたりしないデリカ向けの商品を開発したりと、こんにゃくの未来を熱く語ってくださった二代目の専務さん。

お会いした皆さん、ご自身の商品の説明に目をキラキラと輝かせながらお話ししてくださいました。
実は商談相手ではない私は、申し訳ない気持ちでいっぱいした。(^^;

今回お邪魔した関係者の皆様、このような私に貴重なお話しを本当にありがとうございました!


来年も行きたいな~!(^_^;)
ギンビスのアスパラ君がお見送り~♪



2013年2月12日火曜日

昨日ご来店されたお客様のお話し。


西荻窪店で、とあるお客様からお声がかかりました。


クレームかなとドキドキしながらカウンターに向かうと、有名な高級クリーニング店の袋を持っていらっしゃいました。

実はちょっと聞いてもらいたいことがあると言われて、袋の中から出された品物がダウンコートでした。
何で当店に依頼してくれないの?というブー垂れはおいといて…(^^;

なんでもご自分がとても大切になさっている品物なので、その高級クリーニング店に依頼されたそうです。
お客様が、その品物の見ごろの裏側を私に見せてくださいました。
すると化繊の裏地の10㎝四方に、焼け焦げた数か所の穴のキズが!

そのお客様はキズに見覚えが無く、品物を持ってそのお店へ問い合わせに行かれたのだそうです。
お店のスタッフの方は、「こういったキズは作業上では付かないので、お客様が着ているときにタバコか炭火か何かが飛んで付いたのでしょう。」とにべもなく突き返されたそうです 。

そのお客様は、見覚えがない上に最も信頼していたお店に裏切られた思いが重なり釈然しないご様子。
そしてそのようなキズが本当に作業上付かないのか、また何のキズなのかが知りたくて当店に来られたのだそうです。
イメージですw
そこで私の立場として、うちのお店でもこのようなキズが作業上付くことはまずないことをご説明しました。
キズのイメージもタバコの火種が飛び散ってついたのではないかとお話ししました。

とは言っても、「お客様が着用されている時はチャックをお締めになっているのでしょうからこういったキズが付きにくいと思います。」ともお話しし、最後に「こういったキズは本来受け付ける際にフロントでお客様と確認するべきことで、その時点で見つけられなかったとしても洗う前の仕分け作業で点検で発見できます。しかしながら、人間の作業ですので見落とすことも稀にあります。もし当店でこのような事態が万が一にも起きたとしたら、当方で責任を持って裏地の交換修理をさせていただくことをお客様にご提案させていただきす。」とお話ししたのです。
お客様はとても恐縮しながら、でも悔しそうに帰られました。

今回の様なケースは、稀ではありますがよくあるトラブル事例です。
点検とお客様との相互確認がとても大切だという反省事例ですが、人間の作業ですから100%というわけには参りません。

その高級クリーニング店もプライドがあったのだと思いますが、まるっきり責任がないとは言えないのではないでしょうか!
そして何と言っても、そのお店を最も信頼をしていたお客様にとって、そのような対応されたことがとても悲しくて悔しかったのだと思います。

クレームはお客様にとってもお店とっても嫌なものですが、お客様の立場としては解決するまでがとても不安な気持ちでいらっしゃると思います。
お客様の身になって、されどお店の言い分もしっかりと申し上げて、出来る限りお客様にご納得いただけるような結果をご提示するように努めなくてはいけない!
と、改めて勉強させていただきました!

ご静聴ありがとうございました。
                    人(--*)感謝(-人-)感謝(*--)人


2013年2月6日水曜日

ちょっぴり荻窪のご紹介!


我が町荻窪は、 歴史的文化人のゆかりの地がたくさんあります。
小説家の井伏鱒二や与謝野晶子、鉄幹も暮らしていました。

与謝野晶子・鉄幹の居住跡は、現在公園になっています。





また、音楽家評論家の大田黒元雄居住跡庭園式の公園に整備され、区民の憩いの場になっています。


園内には、仕事場だった当時としては珍しい西洋風の建物が残されています。
建物
中には愛用のピアノや蓄音機などが展示されています。














大田黒公園の程近くには、開戦総理の近衛文麿邸(荻外荘)があります。太平洋戦争敗戦後、戦犯として拘引直前にこの荻外荘で服毒自殺をしました。


現在、建物の半分は他へ移設されましたが自害された建物は残っているそうです


 











この近衛邸も杉並区により公園化が決まっているそうです。私としては歴史的建物を含め、戦争の歴史も残してほしいなと思います。


次回は、西荻窪をちょっぴりご紹介しますね!